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友達 ( ともだち )

tomodachi 名詞

基本情報

読み方
ともだち
ローマ字
tomodachi
品詞
名詞
文字数
4文字
JMdict ID
1540170

意味

「友達(ともだち)」は、共に遊んだり話したりする親しい仲間を指す名詞(JMdict品詞タグ n)で、「友達 意味」を日本語で調べる際の中核語彙です。『広辞苑』第七版(岩波書店)では、日常的で親密な関係を指す「友達」、やや格式のある言い方の「友人(ゆうじん)」、顔見知り程度の関係を指す「知人(ちじん)」という格式階層が婉曲に区別されます。道徳的な優劣ではなく、場面·距離感の傾向差と捉えるのが穏当です。語構成は「友(とも)」+接尾語「達(たち·だち)」で、「達」は本来、複数を示す接尾語(「子供達」「私達」と同型)に由来し、古くは「複数の友」を意味しましたが、現代語では単数の友人を指す用法にも定着しています。なお「友達」は「と」で始まり「ち」で終わる4文字の名詞で、しりとり文脈では「ち」始まりの語を返す必要があります。

英訳

  1. friend
  2. companion

英訳出典: JMdict (CC BY-SA 3.0)

例文

  1. 彼は学生時代からの大切な友達です。 ( かれ は がくせい じだい から の たいせつ な ともだち です。 )
    He has been an important friend of mine since my school days.
    日常的·親密な用例。本義「友達 = friend」の代表。
  2. 彼女は仕事上の友人(ゆうじん)で、格式を持ってお付き合いしています。 ( かのじょ は しごと じょう の ゆうじん で、かくしき を もって お つきあい して います。 )
    She is a formal friend (yūjin) from work, and we maintain a professional distance.
    「友人」の格式用例。「友達」との格式階層差を示す。
  3. 会場で何人かの知人(ちじん)に挨拶をしました。 ( かいじょう で なんにん か の ちじん に あいさつ を しました。 )
    I greeted a few acquaintances at the venue.
    「知人」の浅い距離感の用例。「友達」との距離感の差を示す。
  4. 若者の間では「ダチ」と砕けて呼ぶこともあります。 ( わかもの の あいだ で は 「ダチ」 と くだけて よぶ こと も あります。 )
    Young people sometimes use the casual form 'dachi' instead.
    俗語·若者層の用例。「ダチ 意味」の中立記述。
  5. 『万葉集』には「友(とも)がねの」のように、古語「友」が親しみを込めて用いられています。 ( まんようしゅう に は 「とも が ね の」 の よう に、こご 「とも」 が したしみ を こめて もちいられて います。 )
    In the Man'yōshū, the classical word 'tomo' appears with a sense of affectionate closeness.
    古語層の用例。『岩波古語辞典』経由の引用を想定。

しりとりで使う

始まる文字
「と」
終わる文字
「ち」

類義語

  • 友人 (ゆうじん) — 格式のある「友達」の言い方。ビジネス·公的場面で好まれる傾向。
  • 知人 (ちじん) — 顔見知り·浅い関係。「友達」より距離感のある関係を指す。
  • 親友 (しんゆう) — 最も親密な「友達」。友情の深さを強調する語。
  • 仲間 (なかま) — 同僚·同行者。共通の目的や場を共有する関係(職場·趣味等)を含む。
  • ダチ (ダチ) — 「友達」の砕けた俗語形。若者層·口語で見られる非格式の呼び方。

上位語

  • 人間関係 (にんげんかんけい) — 人と人との関係全般の上位範疇。「友達」を含む。
  • 交友関係 (こうゆうかんけい) — 友人·知人を含む交わりの関係。社会学的レイヤー。
  • 名詞 (めいし) — 品詞の一。「友達」は名詞で、「友達だ」「友達がいる」の形で用いる。

共起語・連語

  • 親しい友達 (したしい ともだち) — 最も日常的な共起表現。「友達」の深さを修飾する。
  • 友達になる (ともだち に なる) — 関係形成の基本表現。「〜と親しくなる」の意。
  • お友達 (お ともだち) — 丁寧·幼児語的形態。子どもの交友関係や顧客対応で用いる。
  • 友達甲斐 (ともだち がい) — 友人としての価値·甲斐。「〜がある·〜がない」で評価する。
  • 幼馴染 (おさな なじみ) — 幼い頃からの友。「友達」と隣接する固有語彙。
  • 竹馬の友 (ちくば の とも) — 幼い頃の親友の雅語。故事成語·漢語由来の古風な表現。

文化・背景

「友達 語源」を辿ると、現代語の奥に格式階層·字源·古語の三層が見えてきます。まず格式階層として、『広辞苑』第七版(岩波書店)と国立国語研究所『現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)』の共起傾向を重ねると、日常で最も用いられる「友達」、やや改まった文脈で選ばれる「友人」、顔見知り程度を指す「知人」という三段の使い分けが婉曲に観察されます。道徳的な優劣ではなく、場面と距離感の傾向差です。次に接尾語「達(たち·だち)」には、(1)複数(子供達·私達)、(2)到達(達成)、(3)熟達(上達)という多義がありますが、「友達」の「達」は(1)の複数接尾語に由来し、『日本国語大辞典』第二版(小学館)も複数の友を指す古い用例を収めています。現代語では単数でも使われる点が特徴です。「友 漢字」は「又(ゆう)」を左右に重ねた構造で、二つの手を重ねる協力·友情の象徴と解されるのが通説の一つです(漢和辞典間に異説もあります)。古語「友(とも)」は『岩波古語辞典』経由で『万葉集』の大伴家持·山上憶良らの歌にも親愛の情とともに現れます。俗語「ダチ」と丁寧「お友達」は、砕けた若者語と幼児·接客文脈という両端を示す表記変種で、いずれも価値評価なしに中立に捉えられます。選択的·情緒的な紐帯という点で、非選択的·法的な紐帯である家族とは軸が相補的です。また、Harvard Medical Schoolの長期追跡研究Harvard Study of Adult Development(通称Grant Study)とその現所長Robert WaldingerのTED Talk「What Makes a Good Life?」(2015)では、良好な人間関係を長く保った人ほど幸せに関わる主観的幸福度や健康指標が良好な傾向が報告されており、ウェルビーイングやポジティブ心理学で参照されます。ただし単一研究の過度な一般化には慎重である必要があり、友情は愛の隣接概念として併せて理解されることが多い、という位置づけに留めるのが穏当です。

アナグラム (同じ文字の並び替え)

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同じ「と」で始まる他の言葉:

よくある質問

Q. 「友達」と「友人」「知人」の違いは?
A. 「友達 友人 違い」は格式と距離感の傾向差として整理されます。『広辞苑』第七版(岩波書店)によれば、「友達」は共に遊び話す親しい仲間を指す日常語、「友人」はやや格式のある言い方でビジネスや公的文書に好まれ、「知人」は顔見知り程度の浅い関係を指します。道徳的優劣ではなく、場面と関係性に応じた使い分けで、BCCWJの共起傾向にもこの階層が反映されています。
Q. 「友達」の「達」はどういう意味ですか?
A. 「友達 語源」の鍵となる「達」は接尾語で、(1)複数(子供達·私達)、(2)到達(達成)、(3)熟達(上達)の多義を持ちます。「友達」の「達」は本来(1)の複数接尾語に由来し、古くは「複数の友」を意味しました。『日本国語大辞典』第二版(小学館)は古い複数用例を収め、現代語では単数の友人にも用いる変化を辿れます。
Q. 「友」漢字の成り立ちは?
A. 「友 漢字」は「又(ゆう)」を左右に重ねた構造で、二つの手を重ね合わせる形から協力·友情の象徴と解されるのが通説の一つです。漢和辞典間で細部の異説もあります。『岩波古語辞典』経由の古語「友(とも)」は『万葉集』の大伴家持らの歌にも親愛の情とともに現れ、古典の交友観を伝えます。
Q. 「友達」と幸福や健康との関係は研究されていますか?
A. Harvard Study of Adult Development(Grant Study)とRobert WaldingerによるTED Talk「What Makes a Good Life?」(2015)では、80年以上の長期追跡で、良好な人間関係を長く保った人ほど主観的幸福感や健康指標が良好な傾向が報告されています。ポジティブ心理学でも参照される知見ですが、単一研究の過度な一般化は避け、傾向記述として捉えるのが穏当です。
Q. 「友達」をしりとりで使う時の注意点は?
A. 「友達(ともだち)」は「と」で始まり「ち」で終わる4文字の名詞で、「ん」終わりではないため、しりとりで安全に使える語です。次の人は「ち」で始まる語(「ちきゅう」「ちかてつ」「ちゃわん」など)を返す必要があります。本サイトのPhase 0では「ち」始まりの言葉一覧ページは未提供のため、次手は各自の語彙で続けていきます。

参考資料

  • 『広辞苑』第七版(岩波書店) — 「友達」「友人」「知人」「友」「達」各項目の語釈。本ページの格式階層(友達·友人·知人)整理および「友」字源·接尾語「達」記述の基本根拠。
  • 『日本国語大辞典』第二版(小学館) — 「友達」「友」の古代·中世·近代用例を集積。「友達 = 友 + 複数接尾語『達』」構造の由来と、現代語で単数化した履歴の根拠。
  • 『岩波古語辞典』(岩波書店) — 古語「友(とも)」「ともだち」の用例。『万葉集』等の古典収録歌における親愛表現としての「友」の経由引用の根拠。
  • Harvard Study of Adult Development (Grant Study) / Robert Waldinger 'What Makes a Good Life?' TED Talk (2015) — 80年以上の長期追跡研究で、良好な人間関係とウェルビーイング·健康指標の正相関が報告されている。本ページ心理学的含意の根拠。単一研究の過度な一般化を避けるため慎重な引用に留める。
  • 国立国語研究所『現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)』 — 現代語「友達」「友人」「知人」の頻度·共起文脈データ。格式階層の客観的方証として参照。