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( さくら )

sakura 名詞

基本情報

読み方
さくら
ローマ字
sakura
品詞
名詞
文字数
3文字
JMdict ID
1593710

意味

桜 意味 は 多義 に わたり、大 きく 四 層 に 整理 できます. 第一義 は、『広辞苑』第七版 (岩波書店) が 「バラ科(ばらか) サクラ属(さくらぞく) の 落葉(らくよう) 高木(こうぼく) の 総称」 と 定義 する 植物 名 で、染井吉野(そめいよしの)·山桜(やまざくら)·八重桜(やえざくら) な ど を 含 みます. 第二義 は、花 び ら の 色 に 由来 す る 伝統 色 「薄桃色(うすもも いろ)」 を 指 す 色 名. 第三義 は 舞台 用語 の 「サクラ」 で、 仕込 み の 観客·偽 の 買 い 手 を 意味 す る 慣用. 第四義 は 食文化 に お け る 「桜肉(さくらにく) = 馬肉(ばにく)」 の 異称 で、赤身 の 色味 が 由来 と さ れ ます. 桜 読み方 は 訓 で 「さくら」、 音 で 「オウ」、 桜 漢字 は 「木 + 嬰 (めぐる)」 の 形声 文字 と 解 さ れ、 さ くら 意味 と し て は 現代 で は 仮名 表記 「さくら」 も 広 く 用 い ら れ ま す. な お 「さくら」 は 「さ」 で 始 ま り 「ら」 で 終 わ る 3 文字 の 名詞 で あ る た め、し り と り で の 利用 も 定番 で す.

英訳

  1. cherry tree
  2. cherry blossom
  3. sakura
  4. light pink
  5. fake buyer
  6. paid audience
  7. shill
  8. seat filler
  9. hired applauder
  10. horse meat

英訳出典: JMdict (CC BY-SA 3.0)

例文

  1. 桜 が 満開 に なる と、日本 全国 で 花見 が 始まります。 ( さくら が まんかい に なる と、にほん ぜんこく で はなみ が はじまります。 )
    When the cherry blossoms are in full bloom, hanami festivities begin across Japan.
    第一義 (花·樹) の 用例. 気象庁 の 観測 制度 と 連動 する 季節 表現.
  2. 彼女 は 薄桃色 の 桜色 の ドレス を 着て いました。 ( かのじょ は うすもも いろ の さくら いろ の どれす を きて いました。 )
    She was wearing a pale pink sakura-colored dress.
    第二義 (色) の 用例. 伝統 色 「桜色」 と して の 使用.
  3. あの 拍手 は サクラ で、仕込 まれた 観客 だった そう です。 ( あの はくしゅ は さくら で、しこまれた かんきゃく だった そう です。 )
    That applause came from a shill — a planted audience member.
    第三義 (舞台 用語) の 用例. 仕込 み 観客·偽 の 買 い 手 の 意味.
  4. 桜肉 は 馬肉 の 異称 で、薄切り で 刺身 と して 供 されます。 ( さくらにく は ばにく の いしょう で、うすぎり で さしみ と して きょう されます。 )
    Sakura meat is another name for horse meat, often served thinly sliced as sashimi.
    第四義 (食文化) の 用例.
  5. 桜前線 が 北上 し、 東北 地方 で も 観桜 の 季節 を 迎 えました。 ( さくらぜんせん が ほくじょう し、 とうほく ちほう で も かんおう の きせつ を むかえました。 )
    The cherry blossom front has moved north, and the season for viewing has arrived in the Tohoku region.
    気象 用語·慣習 用語 が 併用 される 典型 例.

しりとりで使う

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類義語

  • 桜花 (おうか) — 桜 の 花 の 雅称. 和歌·漢詩 的 な 文脈 で 用 いられる.
  • 桜樹 (おうじゅ) — 桜 の 樹木 を 指 す 雅称.
  • (はな) — 和歌·俳句 で は 平安 時代 以降 多 く 桜 を 指 す. 春 の 季語.
  • 木の花 (このはな) — 古典 文学 に お ける 桜 の 美称 の 一.

上位語

  • 花木 (かぼく) — 花 を 観賞 する 樹木 の 総称. サクラ属 を 含 む 上位 概念.
  • 落葉高木 (らくようこうぼく) — 秋 に 葉 を 落 と す 高木. 桜 が 属 す る 生活 形.
  • 植物 (しょくぶつ) — 最上位 分類.

共起語・連語

  • 桜が咲く (さくら が さく) — 春 の 定番 表現. 気象庁 観測 の 「開花」 と 対応.
  • 桜前線 (さくらぜんせん) — 南 か ら 北 へ の 開花 進行 を 指 す 気象 用語.
  • 花見をする (はなみ を する) — 桜 を 眺 め な が ら 飲食 を 楽 し む 慣習.
  • 桜吹雪 (さくらふぶき) — 散 り 舞 う 花 び ら を 吹雪 に 例 え た 表現.
  • 桜色 (さくらいろ) — 薄 い 桃色 の 伝統 色 名.
  • 桜並木 (さくらなみき) — 桜 が 連 な る 並木道. 春 の 風物 詩.

文化・背景

桜 とは、 日本 の 春 を 象徴 す る 花 と して 広 く 親 し まれて いる 植物 で す が、日本 に 法制 化 された 国花 は 存在 しません. 慣習 的 に は 桜 と 菊 が 「事実 上 の 国花」 と 扱 わ れ、 皇室 紋章 の 菊 に 対 し、 警察·自衛隊 の 紋章 や 百円 硬貨 の 意匠 に 桜 が 用 い ら れ て い ま す. 歴史 的 に は、 奈良 時代 に 編 ま れ た 『万葉集』 (7~8 世紀 編纂 と さ れ る) で は 梅 を 詠 ん だ 和歌 が 多数 を 占 め、 桜 は む し ろ 従 の 位置 に あ り ま し た が、 平安 時代 の 『古今和歌集』 以降、 桜 が 「花」 の 代表 と し て 和歌·俳句 の 春 の 季語 の 中心 に 据 え ら れ ま す. さくら 意味 の 文化 的 厚 み は こ の 変遷 に 根 差 して い ま す. 桜 漢字 の 意匠 も 家紋·社寺 の 装飾 に 広 く 取 り 入 れ ら れ て き ま し た. 花見(はなみ)·観桜(かんおう) の 慣習 は 貴族 文化 か ら 武家·庶民 へ と 広 が り、 江戸 時代 に 定着 した と さ れ ます. 現代 の 桜 は、 19 世紀 後半 に 成立 した と 伝 え ら れ る 染井吉野 が ク ロ ー ン 的 に 植 栽 さ れ た こ と で、 一斉 に 開花 す る 風景 を 生 ん で い ま す. 気象庁(きしょうちょう) の 『生物季節観測』 で は 染井吉野 を 基準 木 と し、 各地 の 標本 木 を 観測 して 桜前線 や 平年値 を 公表 して お り、 年·地域 に よ る 変動 も 大 き い た め 日付 は 断定 的 に 扱 わ な い の が 通例 で す. 卒業·入学 の 季節 と 重 な る こ と も、 桜 が 「春 の 象徴」「美(うつく)しさ の 代名詞」 と して 受容 される 一因 で す. 散 り 際 の 潔 さ を 愛 でる 美意識 は、美しい と 結 び つ く 代表 的 な 花 と して の 位置 を 支 え て い ま す.

アナグラム (同じ文字の並び替え)

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よくある質問

Q. 桜 の 読み方 は?
A. 桜 読み方 は、 訓読 み で 「さくら」、 音読 み で 「オウ」 で す. 単独 で 用 い る 場合 は 「さくら」 が 一般 的 で、 音読 み は 「桜花(おうか)」「観桜(かんおう)」 な ど 漢語 的 な 熟語 に 現 れ ま す. JMdict で 「uk」 タ グ が 付 さ れ て い る よ う に、 現代 文 で は 仮名 表記 「さくら」 も 頻出 し、 桜 漢字 と 仮名 が 併用 さ れ ま す.
Q. 日本 の 国花 は 桜 です か?
A. 日本 に 法 で 定 め ら れ た 国花 は 存在 せ ず、 桜 と 菊 が 慣習 的 に 「事実 上 の 国花」 と 扱 わ れ て い ま す. 皇室 紋章 の 十六弁 菊 に 対 し、 警察·自衛隊 の 紋章 や 百円 硬貨 の 意匠 に は 桜 が 採用 さ れ て お り、 両者 が 象徴 的 役割 を 分 か ち 合 っ て い る と 位置 づ け ら れ ま す.
Q. 桜 が 「薄桃色」 を 意味 する の は な ぜ?
A. 第二義 「薄 い 桃色」 は、 染井吉野 の 花 び ら の 色 を 基 に し た 伝統 色 名 「桜色」 に 由来 し ま す. 平安 時代 以降 の 和歌·意匠 の 世界 で 美意識 と 結 び つ き、 現代 の 色 名 と し て も 広 く 定着 し、 衣装·工芸·デ ザ イ ン の 文脈 で 用 い ら れ ま す.
Q. 「桜肉」 と は 何 で す か?
A. 桜肉(さくらにく) は 馬肉(ばにく) の 異称 で、 薄切 り に し た 赤身 の 色 味 が 桜 の 花 の 薄桃色 に 似 る こ と か ら 名 付 け ら れ た と 伝 え ら れ ま す. 熊本·長野·会津 な ど 一部 地域 で は 刺身 や 鍋 物 と し て 供 さ れ、 日本 の 食文化 の 一 端 を 担 っ て い ま す.
Q. 桜 を しりとり で 使 う 時 の 注意 点 は?
A. 桜 しりとり の 基本 と し て、「さくら」 は 「さ」 で 始 ま り 「ら」 で 終 わ る 3 文字 の 名詞 で、「ん」 終 わ り で は な い た め 安全 に 使 え ま す. 次 の 人 は 「ら」 で 始 ま る 言葉 を 返 す 必要 が あ り、「ら」 始 ま り の 語彙 は 比較 的 限 ら れ る た め、 相手 に 難題 を 投 げ か け る 一手 と し て も 機能 し ま す.

参考資料

  • 『広辞苑』第七版 (岩波書店) — 「桜」 項目 の 語釈: バラ科 サクラ属 の 落葉 高木 の 総称. 本 ページ の 第一義 の 根拠.
  • 『日本国語大辞典』第二版 (小学館) — 「桜」 の 古代 用例 お よび 『万葉集』 以降 の 和歌 記載 を 参照. 文化 史 背景 の 基本 資料.
  • 気象庁 『生物季節観測』 — 染井吉野 を 基準 木 と す る 開花 観測 制度. 桜前線·平年値 の 客観 データ 源.
  • 農林水産省 資料 『桜 の 栽培 と 品種』 — 主要 品種 (染井吉野·山桜·八重桜 等) の 特徴·栽培 情報. 品種 差 の 中立 記述 の 根拠.
  • 『万葉集』 (7~8 世紀 編纂 と される) — 古代 日本 に お け る 桜 の 和歌 収録. 梅 か ら 桜 へ の 美意識 の 変遷 を 示 す 歴史 証左.